グッズ厨の推し活に全振りし、気づけばリボ払いで借金150万円。 そこから節約と仕組み化で900万円の資産を作るまでの“リアルな体験談”です。 同じように悩む人に向けて、沼から抜け出すヒントを残します。
グッズ厨の沼とリボ払い地獄の入口
―「好き」が「地獄」に変わるまで―
グッズ沼とリボ払い地獄 〜借金150万円の入口〜
新卒で社会に出た頃、私は漫画と乙女ゲームが大好きなオタクでした。
しかも、ちょっとこじらせたタイプで…
グッズ厨だったんです。
缶バッジ、ラバスト、痛バッグ。
ひとつふたつじゃ満足できず、箱買いが基本。
イベント物販では上限が50個なら、迷わず上限まで友達と一緒に買いまくって、推しのグッズに全部交換。
新作ゲームに店舗、メーカー特典が付くのであれば同じゲームを特典の為に複数買い。
痛バッグに缶バッジをびっしり詰めて、
ラバストはぶどうのようにぶら下げてイベント参戦。
当時は「推し活バッグ」なんて言葉もなかった時代。
オタクの中でも、たぶんちょっと浮いてたと思います。
実際指をさされて笑われる事もありました。
それでも「私これが好きなんだ」って、誇らしくさえありました。
社会人とオタ活、そして浪費生活の加速
でも、グッズを追いかけるうちに、気づいたらお金の感覚が壊れてました。
給料日が来ても、即・消滅。
クレカの支払いで全部消えて、手元には何も残らない。
「とりあえずリボにすれば大丈夫」って、自分に言い聞かせながら、
借金はどんどん増えていって。
- A社:約80万円
- B社:約50万円
- C社:約20万円
多い時は合計150万円弱ありました。金利は約15%以上。
月々の支払い額はコントロールできるけど、元本は全然減らない。
まるで、自分の未来を少しずつ削って生きてるみたいでした。
親には絶対言えませんでした。
好きが苦痛に変わる瞬間|推し活の代償
ある日ふと気づいたんです。
漫画も、ゲームも、ぜんぜん楽しくない。
部屋は通販の段ボールに埋もれて、足の踏み場もなくて。
交換取引の連絡や、郵送交換の梱包作業に追われる毎日。
給料日前になると、通帳の残高は数百円…
「好きで集めてたのに、どうしてこんなに辛いの?」
自分でも答えが出せず、不安とイライラでいっぱいでした。
ただ、気づいていました。
「このままじゃ、確実に破綻する」
借金に気づいた日と「変わらなきゃ」の転機
とはいえ、すぐに行動を起こすことはできませんでした。
「こんなに時間もお金もかけてきたのに、やめるなんてできない」
そう思って、ずるずると続けてしまっていました。
そんなとき、友人たちから立て続けに結婚報告が届きました。
20代後半。もうそういう年齢なのかと実感すると同時に、
みんなはちゃんと自立して、人生を選んでるんだなと気づきました。
それに比べて私は、借金を抱えて、
現実に困ってるのに何も変えようとしていない。
このとき初めて、「変わらなきゃ」と本気で思いました。
📌次回予告:
オタ活から距離を置く決断。そして、心が限界を迎えた日。
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