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【体験談】貯金マイナス&借金150万円から900万円へ|浪費オタ活から立ち直った話①

8.05.2025

元浪費家シリーズ

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ゆる株雑記帳【体験談】貯金マイナス&借金150万円から900万円へ|浪費オタ活から立ち直った話①のサムネイル

グッズ厨の推し活に全振りし、気づけばリボ払いで借金150万円。 そこから節約と仕組み化で900万円の資産を作るまでの“リアルな体験談”です。 同じように悩む人に向けて、沼から抜け出すヒントを残します。


グッズ厨の沼とリボ払い地獄の入口

―「好き」が「地獄」に変わるまで―

グッズ沼とリボ払い地獄 〜借金150万円の入口〜

新卒で社会に出た頃、私は漫画と乙女ゲームが大好きなオタクでした。

しかも、ちょっとこじらせたタイプで…
グッズ厨だったんです。

缶バッジ、ラバスト、痛バッグ。
ひとつふたつじゃ満足できず、箱買いが基本。

イベント物販では上限が50個なら、迷わず上限まで友達と一緒に買いまくって、推しのグッズに全部交換。

新作ゲームに店舗、メーカー特典が付くのであれば同じゲームを特典の為に複数買い。

痛バッグに缶バッジをびっしり詰めて、
ラバストはぶどうのようにぶら下げてイベント参戦。

当時は「推し活バッグ」なんて言葉もなかった時代。

オタクの中でも、たぶんちょっと浮いてたと思います。

実際指をさされて笑われる事もありました。


それでも「私これが好きなんだ」って、誇らしくさえありました。

社会人とオタ活、そして浪費生活の加速

でも、グッズを追いかけるうちに、気づいたらお金の感覚が壊れてました。

給料日が来ても、即・消滅
クレカの支払いで全部消えて、手元には何も残らない。

「とりあえずリボにすれば大丈夫」って、自分に言い聞かせながら、
借金はどんどん増えていって。

  • A社:約80万円
  • B社:約50万円
  • C社:約20万円

多い時は合計150万円弱ありました。金利は約15%以上。
月々の支払い額はコントロールできるけど、元本は全然減らない。

まるで、自分の未来を少しずつ削って生きてるみたいでした。

親には絶対言えませんでした。

好きが苦痛に変わる瞬間|推し活の代償

ある日ふと気づいたんです。

漫画も、ゲームも、ぜんぜん楽しくない。

部屋は通販の段ボールに埋もれて、足の踏み場もなくて。

交換取引の連絡や、郵送交換の梱包作業に追われる毎日。

給料日前になると、通帳の残高は数百円…

「好きで集めてたのに、どうしてこんなに辛いの?」

自分でも答えが出せず、不安とイライラでいっぱいでした。

ただ、気づいていました。

「このままじゃ、確実に破綻する」

借金に気づいた日と「変わらなきゃ」の転機

とはいえ、すぐに行動を起こすことはできませんでした。

「こんなに時間もお金もかけてきたのに、やめるなんてできない」
そう思って、ずるずると続けてしまっていました。

そんなとき、友人たちから立て続けに結婚報告が届きました。

20代後半。もうそういう年齢なのかと実感すると同時に、
みんなはちゃんと自立して、人生を選んでるんだなと気づきました。

それに比べて私は、借金を抱えて、
現実に困ってるのに何も変えようとしていない。

このとき初めて、「変わらなきゃ」と本気で思いました。


📌次回予告:

オタ活から距離を置く決断。そして、心が限界を迎えた日。

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