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配当金で生活費をどれくらいカバーできる?実際に使った例を紹介

8.18.2025

投資・お金

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株式投資をしていると気になるのが「配当金って実際どれくらい生活に役立つの?」という点。私は優待株も好きですが、最近は高配当株を中心に投資をしていて、実際に受け取った配当金をどう使ったかを体験談としてまとめました。この記事では 2024年と2025年の配当金実績(合計額+月換算)を公開し、生活費のカバー度や使い道を紹介します。

この記事で分かること


2024年の配当金は年間3万円ちょっと

去年の配当金は合計で30,770円(税引後)でした。月に換算すると約2,560円です。

配当金は、企業の利益の一部を株主に分配してくれる仕組みです。権利確定日に株を保有していれば、証券口座に自動的に振り込まれます。ただし税金(国内株式20.315%)がかかるので、「思ったより少ない」と感じる人も多いと思います。私も最初に入金明細を見たときは、予想より手取りが少なくて驚きました。

月2,500円というと、NetflixやAmazon Primeといった動画サブスク代、あるいはスマホ代の一部をカバーできる金額。少額でも、具体的に生活費に置き換えると「確かに助かってる」と実感できます。

2025年は8月時点で前年超え!

今年の配当金はまだ8月時点ですが、すでに前年の合計を超えました。

配当金合計 2024年(税引後)
SBI証券の画面キャプチャ(合計のみ/2024年)
配当金合計 2025年(税引後・8月時点)
SBI証券の画面キャプチャ(合計のみ/2025年・8月時点)

配当金の推移まとめ(税引後)

年度 配当金合計 月換算
2024年 30,770円 約2,560円
2025年(8月時点) 35,597円 約4,450円

去年は「月2,500円ちょっと」でしたが、今年はすでに「月4,500円ペース」。このままいけば年間5〜6万円に到達する見込みです。月換算にすると「動画サブスク2つ分」や「ジム代の半分」がまかなえる金額で、生活にプチゆとりを与えてくれます。

配当金で実際に助かっていること

正直、まだまだ「配当を貰ってる実感」は薄いです。でも去年より確実に増えているのが分かるので、もっと積み上げて独身だけど“2馬力”(短時間パート分くらいのプラス)にできるように頑張りたいと思っています。

私は2024年の配当金をすぐに使わず、年末まで残しておきました。そして年末年始の旅行の交通費にあてて、築地で朝ごはんを楽しむ旅に! 全額はまかなえなかったけど、交通費はほぼ配当でまかなえたのは感動でした。

今年の配当金はどうしようかなと考え中です。

  • 額のシワが気になるからボトックスに使うか
  • 年末にシミ取りレーザーを受けるか
  • それともまた旅行に行くか

「お金を増やすなら再投資が王道」ですが、私は再投資は投資信託(インデックス運用)でやっています。個別株は特定口座での運用のみで、趣味感覚で楽しむ投資です。NISA口座はインデックス専用にする予定です。

特定口座とNISA口座、損益通算について

特定口座にしている理由のひとつは損益通算です。損益通算とは、ある株で損が出ても他の株の配当や利益と相殺できる仕組みのこと。税金を抑える上で大きなメリットになります。NISA口座は非課税ですが損益通算ができないため、私は「インデックス=NISA」「個別株=特定口座」と分けています。

だからこそ、個別株の配当は「お小遣い感覚」で楽しむのが一番。入金の通知を見るたびに「次は何に使おうかな」と考えるのが投資を続けるモチベーションになっています。

まとめ|配当金は生活費の+αとして使うのが◎

  • 2024年は年間3万円(約2,500円/月)
  • 2025年は8月時点で前年を超え、月4,500円ペース
  • 去年は旅行、今年は美容か旅行か…と「使い道を考える楽しみ」がある
  • 特定口座で個別株を楽しみつつ、NISAはインデックス運用に分けて使う方針

配当金は「生活費を全部まかなえるレベル」ではまだありませんが、去年より増えたことで積み上がっている実感を得られています。例えば10年後に年間20万円の配当を得られれば、年間数回の旅行費用を配当でまかなえる計算。そう考えると、今の数千円も軽視できない大切なお金です。

読んでくださったみなさんなら、この配当金をどんなふうに使いますか? 私は「生活費の安心感」もいいし、「旅行や美容に充てて自分の楽しみを増やす」のも魅力的だと思っています。どちらにしても、配当金はお金を増やす+人生を楽しむきっかけになる存在です。

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