こんにちは、もちゃです。
株式投資では企業研究が欠かせませんが、決算短信や有報を一社ずつ読むのは大変ですよね。
各証券会社が色々な分析ツールを出していますが、わたしのイチオシはマネックス証券の「銘柄スカウター」です。
マネックス証券の「銘柄スカウター」を使えば、無料で10年以上の業績データやセグメント分析がグラフで一目瞭然。
今回はその機能と活用法を、実際の画面とあわせて紹介します。
銘柄スカウターの「10年スクリーニング」機能
配当利回り・連続増配年数・増収増益の回数など、長期視点の条件で銘柄を一括抽出できます。長期投資向けの“安定成長+増配”候補を効率的に探すのに便利です。


※画面は例示であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。
スクリーニング結果を見ていたら、KDDIのような定番の安定株も条件に合致して出てきました。
この画面から読み取れること
- 条件を組み合わせると、安定成長+増配の銘柄群を素早く抽出できる。
- 抽出後は、各銘柄ページで業績推移や指標の推移を確認→「探す→深掘り」の流れがスムーズ。
- 自分の投資基準(例:配当利回り3%以上・増配年数◯年以上)をテンプレ保存して再利用できる。
企業分析の具体例
スクリーニングで見つけた銘柄は、個別ページで「業績推移」「四半期業績」「CF・BS」まで一気に確認できます。長期の“伸び方”と財務のクセがひと目で整理できます。

実際にグラフを表示すると、売上は右肩上がりでも当期利益は年によって大きくブレていることが一目で分かりました。数字を追わなくても直感的に企業の課題をつかめる点が便利です。
学生時代、図の少ない参考書が苦手だったのでこのグラフが多いかつ、色分けされている所が私には見やすく感じます。
グラフから分かるポイント
- 売上・営業利益は右肩上がりで安定成長がわかる推移。
- 当期利益の振れは、利益率の薄さや一時要因の影響を受けやすい。
- 平均成長率パネルで、3年・5年・10年の伸び率を一瞬で比較できる。
キャッシュフロー/貸借対照表の読み解き

営業CFが安定してプラスで、投資CFは大きくマイナス。画面を見て「本業で稼ぎながら積極的に出店や投資をしているんだな」と理解できて納得感がありました。
財務面の読み解き
- 営業CFプラス×投資CFマイナス=成長投資を継続する企業像。
- 有利子負債の積み上がりは、金利局面や資本政策のチェックが必須。
- BSの構成を見れば資金の張り方とリスクの置き方が把握できる。
よくある質問(Q&A)
Q. 銘柄スカウターは無料で使えますか?
A. はい、マネックス証券の口座を開設すれば、すべて無料で利用できます。
Q. 日本株だけですか?米国株や投信も見られますか?
A. 銘柄スカウターは日本株専用のツールです。米国株や投資信託は対象外ですが、マネックス証券には別の情報サービスがあります。
Q. 10年スクリーニングはどう使うのがコツですか?
A. 増配・売上成長・ROEなど、自分の投資スタイルに合わせた条件を設定し、過去10年の実績と将来予想を合わせて確認するのがポイントです。
出典
- マネックス証券「銘柄スカウター」
まとめ|長期投資家に必須の無料ツール
- 10年以上の業績推移をグラフで確認できる
- セグメント別売上や予想も一目で把握
- 長期投資の銘柄選びに最適
マネックス証券の口座を作るだけで無料利用可能。
長期投資派には欠かせない分析ツールです。
銘柄スカウターは口座を開設するだけで無料で使えます。
投資情報を効率的に集めたい方は、ぜひ公式サイトで詳細をご確認ください。
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