この記事でわかること
- 事務職の種類と必要スキル
- 27歳サービス業→事務職転職の失敗と成功体験談
- 転職エージェントのメリットと注意点
- 主要転職エージェント比較
- 自分に合うエージェントを探す方法(転職エージェントナビ)
- 派遣・契約社員を“未経験脱出”の手段として使う方法
- 未経験転職を成功させる3つの戦略
- まとめ
事務職の種類と必要スキル
未経験で「事務職」といっても、会社や部署によって求められるスキルはかなり違います。まずはざっくり種類ごとの特徴を知っておくと、応募の幅が広がります。
事務職の種類 | 主な仕事内容 | 必要なスキル例 | 未経験OK度 |
---|---|---|---|
一般事務 | データ入力、書類整理、電話対応 | 基本的なPC操作(Word・Excel)、ビジネスマナー | 高 |
営業事務 | 見積書作成、受発注処理、営業サポート | Excel関数(SUM・VLOOKUPなど)、社内外との調整力 | 中 |
経理事務 | 請求書・伝票処理、帳簿管理 | 簿記の知識、正確性、Excel | 低〜中 |
人事・労務 | 勤怠管理、採用事務、給与計算 | 個人情報管理、社労士知識(あれば) | 中 |
法務事務 | 契約書作成・管理、法務サポート | 法律用語の理解、正確な文書作成力 | 低 |
📌 未経験なら「一般事務」か「営業事務」からスタートする人が多いと思います。私も営業事務でしたが、Excel関数はほぼ必須でした。
27歳サービス業→事務職転職の失敗と成功体験談
私は27歳のとき、サービス業から営業事務職に転職しました。ただし、その道のりはきれいな一本道…とはいきませんでした。
最大の失敗:退職してから転職活動をスタート
「辞めてからゆっくり探せばいいや」と軽く考えた結果、焦りと不安で条件を妥協し、結果として今の会社に入る前にわずか1ヶ月で辞めた会社に入ってしまうことに…。
ブラック企業に引っかかった話
求人内容は「事務職」なのに、実態は1日100〜200件の電話営業、勉強は時間外、ミーティングは就業後1時間…。よくあるブラックでした。
この経験で学んだのは、焦りは判断力を鈍らせるということ。
転職を成功させてくれた2つの支え
そんな中で助けてくれたのが、転職エージェントと派遣会社で営業をしている友人です。
プロからの実践的アドバイス
履歴書・職務経歴書の添削から面接練習まで、プロ目線で「ここを直せばもっと良くなるよ」と色々教えてもらえたのは本当に大きかったです。
履歴書も職務経歴書もPCで作ること。それだけで最低限のPCスキルの証明になるよ
当たり前のことのようですが、意外と手書きで出す人も多いそうです。
精神的サポートの力
転職がうまくいかないときって、自分を責めがちですよね。私もそうでした。「自分に価値はないのでは…」とモヤモヤしていた時期、学生時代からの友人たちが時間を作って話を聞いてくれました。
仕事終わりに迎えにきてくれたり、転職が決まったときにはお祝いにプレゼントしてくれたり。そのプレゼントは転職後に落ち込んだ時は「もう少し頑張ってみよう」と思わせてくれるお守りみたいな存在になりました。
転職エージェントのメリットと注意点
- 書類や面接のフィードバックがもらえる
- 非公開求人を紹介してもらえる
- 面接日程や条件交渉を代行してくれる
注意点
- 地域によってはサービス対象外や求人が少ないので、公式サイトや面談時に確認
- エージェントもビジネスなので「成約しやすい求人」を優先することがある
- 最終的に決めるのは自分の意思
📌 おすすめ(未経験OKの事務職に強い)
- リクルートエージェント(業界最大級の求人数とサポート力。書類添削・面接対策・条件交渉まで対応)
- マイナビエージェント(20〜30代前半や未経験職種に強い。地方求人も豊富で無期限サポート。)
- キャリアボルエージェント(20代・第二新卒・未経験に特化。)
- イーチキャリア(首都圏中心に事務職求人が豊富。手厚いフォロー体制。)
💡 ポイント:複数登録して比較すると、求人の幅が一気に広がります。
主要転職エージェント比較
サービス名 | 特徴 | 対象 | 費用 |
---|---|---|---|
リクルートエージェント | 業界最大級の求人数、書類/面接支援・キャリア相談も無料 | 幅広い年齢・職種 | 無料 |
マイナビエージェント | 20〜30代の未経験×地方求人に強い。無期限サポート | 20〜30代前半 | 無料 |
キャリアボルエージェント | 20代・第二新卒に伴走型指導。 | 第二新卒・未経験者 | 無料 |
イーチキャリア | 首都圏で事務職に特化した手厚いフォロー体制 | 未経験の20代(首都圏) | 無料 |
自分に合うエージェントを探すなら「転職エージェントナビ」
求人を探す前に、まずは相性の良い担当アドバイザーと出会うところから。
転職エージェントナビは、全国の転職エージェントに所属する
300名以上のキャリアアドバイザーの中から、あなたの希望・経歴・価値観に合わせて
複数名をマッチングして紹介してくれるサービスです。相談はLINEから気軽に開始できます。
※利用は無料。詳細は公式の案内を確認してください。
- ヒアリング → あなたに合うアドバイザーを提案
- 全国100社以上のエージェント横断で紹介(担当者ベースで選べる)
- LINEで相談可能
※本リンクはアフィリエイト広告を含みます
派遣・契約社員は“未経験脱出”の手段
私は正社員求人と並行して、派遣や契約社員の事務職選考も受けていました。理由はシンプル。「未経験という壁は、経験で壊せる」と考えていたからです。
私の戦略
もし今の会社に入れなかったら、派遣で1年働きながら簿記を取得し、2年目から正社員転職を再開する予定でした。その方がスキルアップ転職として説明がしやすいと思いました。
派遣活用の注意点
- 派遣・契約になったら転職活動は続ける
- あくまで“未経験脱出”のためのステップと考える
- 契約先で正社員登用されることもあるけど、選択肢は多く持つ
もちろん、その働き方が合っていればそのまま続けるのもOKです。
転職後のリアル:給与と働き方の変化
正直、年収は下がりました。でもその代わりに…
- 年間休日が10日増えた
- 残業ほぼなし
- 9-18時固定勤務
- 生活リズムが整った
おかげでサービス業時代の不規則な生活から脱却できました。そして昇格・昇給を積み重ね、今では以前より短い労働時間で、以前以上の給与をもらえるようになりました。
未経験入社後の現実は甘くなかった
Excelは最低限使えても、ベテランのようなスピード感や正確さはなく、基幹システムの操作ミスもありました。さらにマニュアルがほぼなく、口伝のみの指導。
メモに集中すれば聞き逃すし、聞くことに集中すればメモが抜ける…。上司からは「なんで一回で覚えられないの?」「もうやらなくていい」など、100点満点のパワハラ発言も飛んできました。
悲しさよりも悔しさが勝ち、振られた仕事は全部こなす!という気持ちでやっていたら、結果的にPCスキルは大幅にアップしました。感謝は…してません(笑)
未経験転職を成功させる3つの戦略
- 在職中から動く
- 正社員だけにこだわらない
- プロ+第三者の意見を取り入れる
まとめ
未経験から事務職への転職は「難しいけど不可能ではない」。複数のエージェントやサービスを使って比較し、自分の意思で納得できる道を選ぶことが大切です。派遣や契約も戦略の一部として活用すれば、未経験脱出は現実的になります。
0 件のコメント:
コメントを投稿